メタルマスク
■ 部品のメタルマスクデータ
メタルマスク用のデータを作成するためには あらかじめSMDのレーヤーNo7 部品面 ソルダーマスクデータ に メタルマスク図形が作成されている
必要があります。(→SMD部品作成(例)参照)
■ メタルマスクデータの出力方法
メタルメタルマスクデータは K2CADのデフォルトの標準設定では出力されません。(K2CAD Ver.0.60)
1. 部品面メタルマスクデータを出力する場合
メニューバーの [ツール] → [CAMデータ出力] をクリックすると「CAMデータ出力」のダイアログが現れます
デフォルトの「CAMデータ出力」の画面 | ![]() |
変換テーブルのテキストボックス内の partmetalのチェックボックスにチェックを 入れる。 |
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実行ボタンをクリックする |
cam1フォルダ内に 部品面のメタルマスクのデータファイルmetal.gbrが作成される |
2. ハンダ面メタルマスクデータを出力する場合
この場合、変換テーブルのテキストボックス内にハンダ面用のチェックボックスがないので 作成する必要があります。
パターンボタンをクリックすると レーヤーパターンダイアログが あらわれます。 |
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名称テキストボックスに soldermetal、 ファイル名にsmetal.gbr記入し(他の名称でも 可)、レーヤー選択ボタンをクリックして、 1、26、55レーヤーを選択後 OKをクリックする。 |
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レーヤーパターンダイアログに戻り、 追加ボタンを クリックするとテキストボックスに soldermetal : smetal.gbr : 1, 26, 55 が追加される。 OKボタンをクリックする。 |
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CAMデータ出力ダイアログに戻ると、変換テーブルの テキストボックスの最下段に soldermetal ...のチェック ボックスが追加されている。 |
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出力したいガーバーデータファイルにチェックを入れ 実行ボタンをクリックすると ハンダ面のメタルマスク データファイルであるsmetal.gbrがcam1フォルダに 出力される。 |
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■ メタルマスクの製作
部品面だけにSMDを実装する場合は ファイルpmetal.gbrを ハンダ面にもSMDを実装する場合はファイルsmetal.gbrも メタルマスク製作メーカに渡し製作を依頼します。
ガーバーデータの規格では、出力ファイル名称は拡張子を含め決まっていません。 どちらが部品面のメタルマスクファイルで どちらがハンダ面のメタルマスクの
ファイルか連絡する必要があります。